お部屋が狭いけどベッドはいるし、ソファもできれば欲しい…!
そんなときに便利なのがソファベッドなのですが、おすすめしない理由はソファとしての機能がメインのところにあります。
寝汗をかくのでベッドとしてはやはり通気性が良いものを選びたいところですが、ソファベッドだと通気性の面で劣るものが多いのもおすすめしない理由の一つ。
私もソファベッドを検討していたとき、おすすめしないと言われたことがあるわ・・。
それでもメリットもあるので、自分の環境に合わせて選ぶことができれば、良いものに出会えるかもしれません!
最近はソファベッドもおしゃれなものが増えてきています。
デメリットを解消できるような実用的で機能的な商品も紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください♪
ソファベッドをおすすめしないのは寝具向きでないため
ソファベッドは一台で二役なので、狭いお部屋では重宝しそうですよね!
それでもソファベッドをおすすめしない理由は、ソファとしての役割に重きを置かれていて、ベッドとしての機能にやや欠ける部分があるから。
ソファベッドを考えていても、ベッドの寝心地に重きを置くならおすすめしないというよりも、できないのです。
ベッドと比較しながら、ソファベッドをおすすめしない3つの理由を解説していきますね!
ベッド用のマットレスでないため耐久性が低い
ほとんどのソファベッドはソファの座面クッション部分がそのまま寝床になるので、ベッド用のマットレスより耐久性が低いです。
寝心地もマットレスではないので、場合によっては寝つきにくいなどもあるでしょうし、クッションがへたるとさらに寝づらくなることに。
ソファを長いこと使っていると、座面のクッションがへたってきているなと感じたことはありませんか?
たしかに長いこと使っていたソファは座るところがかなりへこんでいたわ。
ベッドのマットレスではそのようなことは感じにくいと思いますが、ソファは感じやすいと思います!
ソファベッドは、もちろんソファとしても使われるのでベッドよりも消耗が激しく、傷むのが早くなりやすいですし、構造上座面や背もたれも形がくずれやすいです。
しかし、そのへたった部分がそのまま寝床になるので、きちんと自分の体重を支えられるのか不安なところ。
寝るときの姿勢は、出来るだけ立っているときと同じ姿勢になった方が体への負荷が減るので、睡眠で疲れが取りやすくなりますよね!
しかし、へたりがあって体の一部でも多く沈んでしまうと、体重がうまく分散されず体に負荷がかかりやすくなってしまうのです。
結果、睡眠で疲れを取るはずが、寝ている間にさらに体が疲れを覚えてしまうなんてことも。
また、ソファベッドのよくある形として、リクライニングタイプのソファベッドがありますよね!
背もたれの部分を地面と平行になるまで倒すことでベッドに変わるタイプですが、リクライニングが故障することもあるので、おすすめできません。
ベッドマットレスなら故障という概念もないので、これはソファベッドならではの耐久性の低さからくるものと言えるでしょう。
そのため、ソファベッドをおすすめできないことにつながります!
通気性がないことやカバーを洗えない衛生面で劣る
ソファベッドは、ベッドフレームのような通気性には劣るので、ソファの素材も悪くなりがち。
ソファベッドは、ファブリック素材のものが多いですが、その場合カバーを外して洗濯することができないので、衛生面でもベッドに劣る部分。
寝ているときというのは、知らないうちに寝汗を大量にかいていてそれが染み込んでいます!
ベッドであれば、シーツやベッドパッドのように吸収してくれるアイテムがありますが、ソファベッドは布地の素材にそのまま染み込んでしまいます。
しかもほとんどのソファベッドでカバーの取り外しができなかったり、洗濯ができなかったりなんてことが・・!
けっこう汗をかくタイプだから、洗濯できないのはちょっとなぁ・・。
皮脂汚れや寝汗が蓄積しているのに、それを洗濯できないとなると衛生面で気になりますよね。
なのでこの点についてもおすすめできない理由の1つに!
また、寝ているとき寝汗をかくのでベッドであっても通気性の悪い状態で放置しておくと湿気がこもりやすく、カビやダニの発生の原因だったり、臭いの原因になったりも!
そのため通気性の良いフレームが好まれますが、ソファベッドは通常のベッドに比べて通気性に配慮していないものが多く、湿気がこもりやすくなる傾向にあります。
そうなるとカビやダニの発生が避けられないので、通気性も心配ということになるのです。
マットレスが決まっているので寝心地が選べない
睡眠を大事に考えている場合、ベッドで重要になってくるのはマットレスかと思います。
ソファベッドだとマットレスは選べないので、寝心地が気になるのであれば同じくおすすめできません!
毎日の睡眠でソファベッドを使おうと思うと、寝ているときに意外と体に負荷がかかって、思うように体が休めていない可能性があります。
というのも、マットレスは睡眠時に体重が均等に分散されてリラックスできるように作られているものが多いからです。
人生の中でも睡眠は3分の1の時間を占める大事な時間!
そしてその睡眠時間でいかにリラックスして休めているかで、起きた後のパフォーマンスなども変わってきます。
日中の活動中に最大限のパフォーマンスを発揮したい場合はやはり睡眠を大事にするべきなので、そういう場合はソファベッドをおすすめできません。
しかしもちろん、ソファベッドにもメリットはありますから、必要に応じて最適な場面で使えれば最高な商品であることは間違いなし!
メリットについても解説しますので、最適な場面で使うようにすることをおすすめします。
ソファベッドのメリットは省スペースで生活感を抑える
ソファベッドをおすすめしない理由として、ベッドとは言うものの寝具向きではないのでおすすめしませんでした。
しかし、ソファベッドにもメリットがあり、最適な場面で使えば重宝する家具であることは間違いありません!
そのためにもソファベッドが自分のニーズに合うものなのかどうか、メリットで確認しておきましょう♪
小さな部屋でもスペースを有効活用できる
特にワンルームで置ける家具が限られているときに、ソファベッドはスペースを有効活用できるという真価を発揮します!
ベッドを置いてしまうと、どうしてもその分のスペースを取られてしまいます。
ソファベッドなら、ベッドからソファにすることで、省スペースで空間を有効活用できますよ。
単純に考えてベッド分のスペースが空くので、そこにデスクやダイニングテーブルのような机を置くことで、ローテーブルのような地べた生活から脱却できます!
インテリアの自由度も広がるので、ソファとしてなら省スペースにしておけるし、ベッドなら広げてくつろげますよね。
気分転換に模様替えしたいというときも、ソファとベッドの両方動かす必要がなく、一つですみます。
狭いお部屋だとただでさえ収納も少ないので、ベッド分の空いたスペースに収納棚を置いて収納力をアップさせることも!
スペースを確保できることで、置くのを諦めていたものを置けるようになり、理想の部屋づくりが実現できそうですね♪
1台2役だから出費を抑えられる
ワンルーム住みなど、部屋の広さが限られていると置ける家具も限られますよね。
ソファとベッドがほしくても、両方買うよりソファベッドのみを買った方が出費を抑えられます!
それだけでなく、組み立てる家具も一つでいいので狭い部屋にはうってつけのアイテムなのです。
また、ソファはワンルームで使用するとなると贅沢品の部類ではないでしょうか。
それでもソファがあることで、自分の憩いの場所となるのであればやはりほしいですし、もちろん寝るための場所もいるのでベッドも必要です!
そういったときに活躍してくれるのがソファベッドなので、自分のニーズと合うかどうかがとても大事になってきますよね。
1台2役のソファベッドがあれば、無理だと思っていた家具を置けるのはうれしいメリット。
出費も抑えて、不要なものを増やしたくない場合に活躍すること間違いなしです!
ベッドを置かなくて良いので生活感を抑えられる
ソファベッドなら、寝るとき以外はソファの状態にしておけば、ベッドがないように見えて生活感を抑えられます!
ベッドって、あるだけで存在感と圧迫感がすごいですし、ソファよりも生活感を感じやすいですよね。
そんなとき、ソファベッドなら寝るとき以外はソファにしておくことで、清潔感がある空間に見せることができます。
ただ、切り替えしなくなるという声もありますが、しっかり切り替えるクセをつけておけば、いざという来客のときも、お部屋をすっきりと魅せることができますよ!
片づける習慣も身につけば、お部屋もきれいに保つことができそうですね。
普段はソファとして置いておけば、来客があったときに部屋に散らかった布団やシーツなどを見られることがありません!
また、ソファとしてデザインの良いものを選べば、より生活感を抑えてインテリア重視の部屋を楽しめますよ。
ベッドがないので、ありきたりなお部屋のレイアウトとは一味ちがった雰囲気を出すことができます。
自分の部屋の新しい一面を見出せることができるかもしれませんね♪
ソファベッドのおすすめは?欠点を解消するものを選ぶ
ソファベッドにはおすすめしない理由を3つ紹介しましたが、これらを解消する商品を選べばおすすめできるものも中にはありますよ!
例えば、通気性の悪さは「すのこタイプ」の商品を選ぶことで通気性が確保され清潔感を保てます。
また、耐久性の低さや寝心地が選べないという点は、自分の寝心地に合わせたベッド用マットレスを使うことで解消できますね。
こういった点を踏まえて3つの商品をご紹介します♪
すのこタイプなら通気性が良く清潔感を保てる
ソファベッドはおすすめしない理由でも紹介したとおり通気性が悪いという欠点がありますが、すのこタイプなら通気性が良く、清潔感を保てますよ!
この「セミダブル天然木すのこソファベッド LAXZERIA ラグゼリア」は、ノルウェー産の天然木を使用しており、木の香りが漂うナチュラルなソファベッド。
ベッドに切り替えるとセミダブルのサイズで使えるので、2人までなら一緒に横になれます。
ソファの座面部分だけを引き伸ばせば、カウチソファとしても利用できるので、背もたれありきでくつろぎたいときにも活躍しますよ!
セットになっている敷布団はソファにもベッドにも使えるので、座り心地はもちろんベッドとして眠るときも快適な睡眠時間を確保できます。
また、通気性の良さを活かして背もたれに布団をかけて部屋干しができるので、湿気やダニ予防にも!
ソファベッドは通気性がないことやカバーを洗えない衛生面で心配がありましたが、これならどちらの欠点も解消できますよ♪
さらにソファとして使うときは、敷布団カバーをつけることでよりソファ感を出すことができ、生活感を抑えることができます。
少しお値段は張りますが、フレームのみでも敷布団セットでも同じ価格なので、これを機に敷布団も買い替えてしまうのもありかもしれませんね。
セットになっている敷布団は安心の国産で、こだわりの詰まった京都産!
ベッドとして使うときは厚さ12cmですが、ソファとして使うときは折りたたんで使うので24cmのふかふかな座り心地を楽しめますよ♪
IKEAのフィーレスダルはシンプルで価格も抑えめ
IKEAはおしゃれなデザインが多く、インテリアにこだわりたい場合におすすめ。
中でも「FYRESDAL フィーレスダル」は、ベッドフレームの分類ではあるものの背もたれがあるので、クッションを用意すればソファとしても利用できる優れモノです!
シンプルな見た目で組み立ても簡単、なのに安定性が高くきしみ音もないとの口コミで人気の商品。
ベッドフレームなので気になる通気性も心配ありませんし、こちらも自分好みのマットレスや敷布団を敷いて使えます。
通常はシングルサイズですがフレームを引き出すことでクイーンサイズまでサイズアップできるので、最大で3人並んで寝られますよ♪
組み立ては慣れていないと時間はかかりますが、力がなくても付属のものだけで簡単に組み立てられます。
ただし、商品のサイズが大きく重たいので配送を依頼するのがおすすめ。
価格も、40,000円弱とソファとベッド両方買うよりはお安い値段で手が届きやすい価格!
高い値段で失敗したくないあなたにぴったりです♪
IKEAのペルプはまるでソファのようなデザイン
IKEAの二人がけソファベッド「PÄRUP ペルプ」は、ソファにしか見えないスタイリッシュなデザインにも関わらず、カバーを取り外して洗えます!
この商品はお手入れが難しいソファベッドの欠点を補ってくれる優れモノです。
クラシカルなソファのデザインで、ベッドの生活感を抑えてくれるのもうれしいポイント。
広げるとセミダブルサイズのベッドになるため、ひとりなら広々と寝られますし、最大2人並んでも寝られますよ♪
ソファからベッドへの切り替えに少し力が必要ですが、コツをつかめばスムーズにソファからベッドに移行できます。
組み立てもそこまで難しくなく、また引っ越しなどで分解するときも簡単!
ソファとしては座面が高めで広く、大人2人がゆったり座れるサイズ感も好評です。
座り心地はかためであったり、片付けに手間がかかったりするという口コミもありますが、寝心地で悪い口コミはありませんでした。
それでもやはり耐久性や寝心地が心配な場合は、ベッドの状態でさらにマットレスを敷くのがおすすめ!
ただし、現在(2023年5月時点)でオンラインストアでは在庫切れなので、入荷通知を受け取れる設定にしておくと良いでしょう。
まとめ
- ソファベッドをおすすめしない理由は、ソファとしての役割に偏っており、ベッドとしての機能にやや欠ける部分があるため
- ソファベッドはソファの座面クッション部分がそのまま寝床になるため、ベッド用のマットレスより耐久性が低い
- ソファベッドは、ベッドフレームのような通気性には劣るため、ソファの素材も悪くなりがち
- ソファベッドだとマットレスが選べないため、寝心地が気になる場合はおすすめしない
- ワンルームで置ける家具が限られているときに、ソファベッドはスペースを有効活用できる
- ソファとベッドを両方買うよりソファベッドのみを買った方が出費を抑えられる
- 寝るとき以外はソファの状態にしておくことで、ベッドがないように見えて生活感を抑えられる
- 通気性が悪いという欠点は「すのこタイプ」を選ぶことで通気性が良くなり清潔感を保てる
- IKEAはシンプルでおしゃれなデザインのソファベッドが多く、インテリアにこだわりたいときはおすすめ
ソファベッドをおすすめしない理由は、寝具としての機能がベッドよりも劣るからということが分かりましたね。
ただそれでも狭い部屋のスペースを活用できるところは1台2役であるソファベッドならではの特徴。
もしソファベッドを選ぶ場合は、通気性や寝心地の悪さなど、おすすめしない理由で挙げた点を解消してくれる商品を選ぶようにしましょう!
自分のライフスタイルやニーズに合わせて、賢く選んでステキな自分空間に取り入れてみてくださいね♪
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