夏になると猫の暑さ対策をしっかりしたいですが、エアコンが苦手な猫もいますよね。
扇風機やサーキュレーターの風を直接当てて暑さ対策をしたいけど、羽に手や顔を入れてケガでもしたらどうしようと不安になります。
残念ながら、扇風機やサーキュレーターの風を直接当てることは、汗腺が肉球や鼻にしかない猫にとって暑さ対策にはなりません。
空気を循環させ部屋全体の温度や湿度を保つことが猫にとっての暑さ対策となり、その場合には扇風機よりサーキュレーターが安全です!!
本記事では、エアコン嫌いな猫への正しく安全なサーキュレーターの使い方や、扇風機はなぜ危険なのか、日ごろの暑さ対策も解説していきます。
猫だけが留守番するときでも安全に使うことのできるサーキュレーターを紹介していますので、ぜひチェックしてください♪
サーキュレーターは猫に安全?正しい暑さ対策と注意点!
暑い日には猫が心配でどうしても扇風機をまわしたくなりますが、いたずらしてケガでもしたら…と不安になります。
エアコンを嫌う猫も多いので、夏の暑さ対策どうしたら良いのだろうと悩みますよね。
安全に使うことができるなら、扇風機ではなくサーキュレーターを置こうと考えていませんか?
扇風機やサーキュレーターで風にあたることは猫にとって暑さ対策にはなりませんが、エアコンを嫌う猫には扇風機よりもサーキュレーターの使用が安全です!!
まずは、エアコンを嫌う猫のためにサーキュレーターの使い方や、事前に私たちが猫のためにできる暑さ対策を紹介していきます♪
サーキュレーターで良いなら家にある扇風機でも代用できるかも!と思っている場合も、なぜ扇風機が猫にとって危険なのか説明していきます。
暑さ対策で使うサーキュレーターの正しい使い方
エアコンを嫌う猫は多く、せっかくエアコンを入れても部屋から出て行っては意味がないなんてことになりがちです。
私の家にも、エアコン嫌いの困った子が1人います…。
理由はないけどエアコンの風が嫌いなの!!
かといって、出かけるときに心配だからと部屋を閉め切り、エアコンを付けるのもなんだか可哀想な気がしてしまうのです。
そんな猫には、リビングにつながるお風呂場や洗面所などの扉を開け、サーキュレーターをまわし空気を循環させるようにしてください!
家の中でも、全ての場所が日に当たり暑いわけではなく、温度や湿度まで様々です。
なので、部屋中の寒暖差はサーキュレーターを使って循環させ、温度や湿度を下げて保つことが猫にとっての暑さ対策となります!
猛暑日になる場合は危険ですので、上記の方法にエアコンも付けて冷たい風も循環させてください。
猫の適温は27~28度、湿度は50%程度がベスト
サーキュレーターや扇風機の風を猫に直接当てたところで、猫にとって暑さ対策にはなりません。
長毛種の場合、毛と皮膚の間に熱がこもり直接当てることで涼しく感じる子もいますが、基本は部屋の温度と湿度管理をすることで猫は安全に過ごすことができます。
扇風機は猫にとって危険!サーキュレーターとの違いは?
室内の温度や湿度を循環させて使うなら、扇風機を上に向けて使っても同じことじゃないの?という疑問もでてきますよね。
扇風機はサーキュレーターよりも回っている羽に目がいきやすく高さもあるため、猫は好奇心をくすぐられて事故につながり危険です!
猫は好奇心で命を落とすという言葉があるくらい、気になったものにすぐ飛びついてしまい事故につながります。
扇風機が危険と言われる理由をまとめました。
猫たちは何も悪くないのです…そこに好奇心をくすぐる扇風機を置いた私が悪いのです…と私は思います(笑)
しかし、この4つの事故につながる危険性はサーキュレーターを使えばコードを噛む以外の3つを解消することができますよ♪
そして、事故の可能性がでてくる扇風機やサーキュレーターを使うより、事前に暑さ対策をしてみませんか?
今すぐあなたができる、猫への暑さ対策の方法も次に紹介します。
私たちが日ごろ配慮することでできる猫への暑さ対策
猛暑日など、とっても暑い日に扇風機やサーキュレーターを活用するあなたの思いやりは必ず猫に伝わっています。
なので、大好きな猫に日ごろからできる暑さ対策を始めてみませんか?
それは、飲み水を置く場所を増やし、ブラッシングでいらない毛を取り除き、ひんやり冷却グッズを活用することです。
猫は、暑いと感じると水を飲んで体温調節することができるので、夏場は水の減りが早いと感じたことがありませんか?
水の減りが早いときは、猫も暑いと感じているから体温調節をしようとしているのです…。
そんな頭の良い猫のために、水分補給できる飲み水をいつもより多く置いて、私たちがアシストしていきましょう!
そして、日ごろからブラッシングでいらない毛を取り除き、少しでも暑い思いをしないように対策することができます。
毛の長さでブラッシングの頻度が変わりますので、参考までに♪
- 短毛種 → 1週間に2~3回
- 長毛種 → 毎日
夏になるとたくさん冷却グッズがでてきて何を買おうと悩み、選ぶことが楽しくもありますよね。
この冷却グッズ、私たちの自己満ではなく猫たちもうれしいのです。
私の猫は、ニトリのNクールが好きでふみふみしたあとにゴロゴロ言いながら寝っ転がっています(笑)
もちもちな触り心地がたまらにゃい~
そして、冷却グッズは部屋の中で日の当たらないところに置くと、常に冷たいマットで寝ることができますよ。
猫にも好き嫌いがありますので、あなたがぜひ猫の好きな冷却グッズを見つけてあげてください♪
サーキュレーターは猫の危険を先回りして排除できる
扇風機が猫にとって好奇心をくすぐる存在なので、危険がいっぱいで使うのが怖くなりますね。
扇風機は風を直接当てることで涼しくなり、サーキュレーターは空気を循環させるという違いがあります。
空気を循環させるためのサーキュレーターを使うと、その特徴から扇風機で起こる猫の事故を先回りして排除することができます!
扇風機で起こる危険性のある事故を、サーキュレーターを使うことで減らすことができる理由がこちらです。
このようなサーキュレーターの特徴から、猫のいたずら事故を減らすことができるのです!
空気の循環を目的としているサーキュレーターは、扇風機に比べて風が強く羽の回りが速いので、見えない羽を猫は気にしません。
さらに扇風機より小さい分カバーの網目も狭いので、爪が引っかかりにくいと思います♪
サーキュレーターは背が低い商品が多いので、上に登って転倒してもケガにつながる事故は扇風機より断然少ないです!
く、悔しい!!コード噛んじゃうぞ!!
扇風機でもサーキュレーターでも、コードを噛んでしまうと危険ですのでケーブルチューブを使って感電予防をしてください。
猫が興味を持ちそうないたずらは、先回りして排除していきましょう♪
次に、おすすめのサーキュレーターを探しましたのでチェックを忘れずに!
猫だけの留守番におすすめなサーキュレーター2選!!
いくら扇風機よりサーキュレーターの方が安全だと知っても、猫だけで留守番のときは心配です。
しかし、夏の猛暑日や湿度が高い日など、どうしてもサーキュレーターをまわして出かけなければならないときもありますよね。
そんなあなたには、羽によるケガや転倒によるケガなど、事故防止を最大限考慮したサーキュレーターが猫だけの留守番にもおすすめです!!
冷暖どちらの風も出るうれしい商品もありますので、ぜひ参考にしてみてください♪
夏と冬どちらも使える冷暖兼用の羽なしタワーファン
今は、ただ風を循環させるだけのサーキュレーターではなく、冷たい風と暖かい風の両方送ることができる商品があります。
その中でも、猫にとって危険な羽やカバーに手を入れて起こる事故を防ぐことができるのが、冷暖兼用の羽なしタワーファンです!!
羽がないため手や顔を入れてもケガをする心配がないのに、しっかりパワフルな風が送られてきて、さらには空気清浄機能付き♪
他にもこのような特徴があります。
- オフタイマー付き(1時間刻みで8時間まで)
- 花粉、PM2.5、煙、ホコリ、毛など活性炭フィルターで空気がキレイ
- 11段階の風量調節が可能
空気清浄付きですと、猫や犬などペットはもちろん小さいお子さんがいる場合もうれしい機能ですよね。
猛暑日のような日や、冬の寒い日にはエアコンと併用することでさらに快適に過ごすことができたという意見がありましたよ♪
しかし、コードがあるため噛み癖がある場合には、噛まないように対策する必要がありそうです。
羽がないだけでサーキュレーターへの不安がとても軽減されますので、これから購入を検討する場合は羽があるかないかも視野に入れましょう!
すぐに登ってしまう猫には壁掛けのサーキュレーター
うちの猫に噛み癖はないのだけれど、どこにでも登ることが不安…。
せっかく、羽なしのサーキュレーターや冷暖兼用の扇風機を購入しても登って倒して壊す可能性も出てきますよね。
猫たちは、なにせ高いところに登ることが好きなのです…。
そんなヤンチャ猫がいる場合には、羽のない壁掛けタイプのサーキュレーターがおすすめですよ♪
こちらのサーキュレーターは、壁掛け・卓上・床置きと3wayで使うことができ、左右上下の首振り機能が付いています!
左右上下の首振り機能がついていることで、部屋全体に空気を効率よく循環させることができます。
1つネックなことが、壁掛けにする際にドライバーで壁に穴を開ける必要があり、賃貸では使いづらいという点です。
他にはこのような特徴があります。
- DCモーターなので電気代が安い
- 風量は7段階
- オフタイマー付き(1時間・2時間)
DCモーターというのは高性能のモーターで、一般的に使われているACモーターに比べ安く使うことができます。
サーキュレーターは動かしっぱなしで使うことが多いので、電気代が安く済むのはとってもうれしいですね。
口コミでは、思ったところに風を当てることができて使い勝手が良いという意見がありました!
デメリットとしては、サーキュレーターよりは風量が弱い気がする…という口コミもチラホラとありました。
ただ、それを含めて許容範囲だったという意見も多くありましたよ♪
猫だけを留守番させるときは、羽なしのサーキュレーターでコードをしっかり噛まれないよう対策することがベストだとわかりました。
まとめ
- 猫の暑さ対策で使う場合は、扇風機よりもサーキュレーターの方が安全に使うことができる
- 猫は汗腺が肉球と鼻にしかないため、風を直接当てることは暑さ対策にはならないので、サーキュレーターを正しく安全に使う必要がある
- 暑さ対策でサーキュレーターの正しい使い方は、お風呂場や洗面所などの扉を開けて部屋の温度や湿度を保つことが大切
- 扇風機で代用はできないのかと思うが、扇風機の羽は見えやすく高さもあるので、好奇心がくすぐられ飛びつく危険性があり危険
- 猫の暑さ対策は、飲み水を置く場所を増やし、日々のブラッシング、冷却グッズを使うことで事前に暑さから守ることができる
- サーキュレーターだと風量が強いので羽が見えない速さでまわり、カバーの網目が狭く爪も引っかかりにくく、転倒する心配が少ない
- 猫だけの留守番のときには、羽による事故や転倒からケガにつながる可能性を少しでも減らすことができるサーキュレーターにする
- 冷暖兼用の羽なしタワーファンは、真夏日や寒い日にも使い勝手が良く羽もないため事故を減らすことができておすすめ
- 壁掛けのサーキュレーターは、壁に穴を開ける必要があるが、羽によるケガや転倒防止にもなるのでおすすめ
暑さ対策をする場合、暑さ以外にも猫の安全を考える必要があるとわかりました。
好奇心旺盛な猫だからこそ、私たちが危険を先回りして排除していけたら1番良いですよね♪
大切な猫にこれからも元気でいてもらえるよう、一緒に対策していきましょう!
あなたの大切な猫が、暑い日も困らないような幸せな日々を過ごせるように願っています。
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