ネックスピーカーの購入を迷われているあなた、周囲への音漏れが気になりますよね。
結論、ネックスピーカーは周囲に音を漏らさない設計ではないため音漏れはしてしまいます。
そのため、ネックスピーカーを外で使うイヤホンやヘッドホン代わりに考えているのであればあまりおすすめできません。
ただ、音が聞こえにくい環境や音量を小さくしたいとき、自分にだけクリアに音を届ける商品のため、他の部屋に音が漏れる心配は不要♪
音漏れ以外にも気になる疲れなどのデメリットについても解説し、あなたにおすすめの商品を紹介しています!
ネックスピーカーの特徴をしっかり理解して、自分に合った商品を探す参考にしてみてください♪
ネックスピーカーの音漏れや疲れなどのデメリット解説
ネックスピーカーを検討するうえで、音漏れや肩や首の疲れなど、気になりますよね。
ただ周囲への音漏れはどうしてもありますし、音漏れの程度も使用するときの音量や機種によっても異なります。
他にも首や肩への疲れなど、ネックスピーカーのデメリットについて解説していきます!
音漏れはする!ただし機種や状況によって程度は異なる
ネックスピーカーはあくまでスピーカーであり、音の出方が自分に向いているというだけなので音漏れは避けられません。
機種によっては音漏れ防止機能が搭載されているものもありますが、そもそもスピーカーなので音は少なからず漏れてしまいます。
また好みによっても音量は違うので、音漏れの程度も変わります!
一般的なネックスピーカーの音漏れについては、自分が聞こえる程度の音量で使用していた場合、少し距離があれば気にならない程度。
すぐ隣にいるような場合でテレビとつないでいるときは、テレビでしゃべっている言葉まで分かるようです。
そして、音漏れの体感はシチュエーションなどによってもかなり違ってきます!
家族が家の中で音漏れしているのと、全くの他人が公共の場で音漏れさせているのでは、後者の音漏れの方が気になりますよね。
確かに見ず知らずの人の音漏れは不快に感じることがあるわ・・。
そのため、電車やバス・レストランなど公共の場で周りの人に迷惑がかかるような場所で使うのは控えましょう!
ただし繁華街や広い公園などで、他人と一定の距離を保てるのであれば屋外で使える場合もあります。
しかし、基本的には家の中で自分だけの音を楽しむためのものとして使う方が気兼ねなく使えておすすめですよ♪
長時間使用していると首や肩が疲れる
個人差はありますが、ネックスピーカーを長時間使用していると首や肩が疲れると感じることがあります。
ネックスピーカーの重量は種類によってさまざまですが、100gを切るものから300gを超えるものまであります!
300gの重さがあるネックスピーカーだと、長時間の使用には向いておらず、疲れを感じやすくなる傾向に。
反対に100g以下のものだと、首にかけているのを忘れるほどの使用感で、長時間の使用でも疲れを感じることがない場合もあります!
実際、肩こり持ちでも88gほどのネックスピーカーなら気にせず使えたとの口コミがありました。
ただし冒頭にも述べたように疲れの感じ方も個人差があるので、同じ軽いものでも長く使っていると疲れる、という声も。
そのため、家電量販店などの店頭で実際に自分が重たい・疲れると感じるか確認をしておいた方が良さそうです!
店頭で試せなくても、首や肩への負担を気にする場合は100g以下のものを選ぶのがいいでしょう。
300gほどの重さがあるネックスピーカーは疲れやすいかもしれませんが、音質はいいという良さが!
音質重視のためにネックスピーカーの中でも大きなスピーカーを搭載するので、その分重たくなってしまうようです。
良い音質を求めたり、テレビでしゃべっている言葉をはっきり聴き取りたかったりする場合は、疲れるかもしれませんが重量のあるものを選ぶのが好ましいでしょう!
音の遅延はあるが大きな影響はない
ネックスピーカーは無線でTVやスマホなどの音を聴けるのが良い点ですが、無線のため少なからず音の遅延が発生します。
動画を見たりゲームしたりするときに音が遅延したら集中できなくて商品も売れないですよね(笑)
なので、きちんと遅延の少なさについてネックスピーカーのスペックとして記載があります。
遅延を気にする場合は、以下の記載があるか確認しましょう。
- aptX LL(遅延時間:0.04秒以下)
- Bluetooth 5.0(通信距離:約8メートル)
ただ遅延時間は0.0何秒の話なので、純粋に音楽を楽しみたい場合はそこまで大きな影響はありませんよね。
一方でリズムゲームなんかは音の遅延があるとプレイに影響が出てしまいます。
商品によっては音の遅延対策がされていないものもあるので注意!
遅延が気になる場合は、有線タイプのネックスピーカーを選ぶのも一つの方法でしょう。
ネックスピーカーのメリットは?イヤホンとの比較も
ネックスピーカーの気になる音漏れや疲れなどのデメリットを見てきましたが、もちろんメリットがあるからこそ使われているわけですよね!
今回、ご紹介するメリットは大きく次の3つ。
- 使用中でも周囲の音が聞こえる
- イヤホンやヘッドホンより耳への負担が軽い
- 立体的音響効果でまるでその場にいるような感覚!
イヤホンやヘッドホンの代わりとして使われることが多いネックスピーカーですが、どのような違いや良さがあるのか見ていきましょう。
使用中でも周囲の音が聞こえる
ネックスピーカーは、イヤホンのように耳をふさがないため周囲の音が聞きやすいというのが特徴。
家事をしながら音楽や動画を楽しんでいる最中に、子どもからの呼びかけや宅配便のインターホンが鳴った場合でも、すぐに気づけるのがうれしいポイント♪
さらに、一部の商品ではスマホと接続することでハンズフリー通話も可能です!
車を運転しながらでもケータイを触ることなく電話できますよ。
また、ビデオ通話をするときでも便利ですよね。
ネックスピーカーは、自分の時間を大切にしつつ周囲にも気を配らないといけない場面に最適です♪
イヤホンやヘッドホンより耳への負担が軽い
ネックスピーカーはイヤホンやヘッドホンと比較して耳への負担が減ること間違いなし!
イヤホンが耳に合わなかったり、すぐに落ちたりすることってありますよね。
ネックスピーカーは構造上、耳をふさがないので耳にかかる負担は非常に少なめ。
また、ヘッドホンのように頭が締め付けられることもないので、頭への負担もありません!
イヤホンやヘッドホンだと耳を密閉した状態で音を聴きますよね。
実はこれが耳の感覚細胞に負担をかけ、大音量を聴き続けることで難聴になる「ヘッドホン難聴」の原因に・・。
なので、ネックスピーカーは耳を密閉しない分、耳の健康にも良いんです!
また、音は耳だけではなく骨からの振動でも伝わります。
ネックスピーカーの音は首の骨も通って伝わるので、大音量でなくても音を楽しめるというメリットも。
イヤホンやヘッドホンを使用すると耳に痛みを感じたり違和感があったりする場合はネックスピーカーおすすめですよ!
立体的音響効果でまるでその場にいるような感覚!
ネックスピーカーは首周りを囲うスピーカーによって音に包まれるような立体的な音響効果を体験可能!
イヤホンは耳をふさぐことで自分の世界に没入できますが、まるでその場に自分がいるかのような臨場感を体験できる点はネックスピーカーに軍配が上がります。
ネックスピーカーならその世界への没入感を得やすいので、次のようなコンテンツを楽しむのに最適♪
- スポーツ観戦
- ゲーム
- 映画
- コンサートやライブ
機種によっては、なんと音と連動して本体が振動するタイプも!
聴覚だけでなく触覚も楽しませてくれる、五感をくすぐるようなアイテムはイヤホンにはない特徴ですね♪
ネックスピーカーのおすすめ商品3選!
ネックスピーカーのデメリットやメリットについて理解が深まりましたね。
これらの特徴を踏まえて、おすすめしたいネックスピーカーの商品を3つご紹介します♪
- 音質ならソニー
- 軽快さならシャープ
- コスパならアイリスオーヤマ
今回はメーカーの商品ごとにそれぞれ特徴を解説していますので、自分の用途に合わせて、ぜひ参考にしてください!
音質を重視したいならソニー
ソニーの「ウェアラブルネックスピーカー SRS-NS7」は、同社の薄型テレビ「ブラビア」と連携することで映像との遅延を感じさせず臨場感のあるサウンドを楽しめます!
音質にこだわりたいなら、やはりソニーのネックスピーカーがおすすめ!
どの口コミを見ても、音質の面ではダントツでソニーが人気でした。
振動ボタンをオンにすれば音楽を流したとき、低音に反応してこの上ない臨場感を味わえますよ♪
ただし、他のネックスピーカーと比べて重量が300gを超えてくるので重たい部類になります。
首や肩への疲れが不安な場合は、いくら音質が良いと言えどあまりおすすめできません。
それでも首元にフィットするような曲がった形がイメージしているよりも軽い装着感を実現しています!
本体は柔軟に曲がってくれるので、首にかけるときや外すときもスムーズで使いやすいですよ♪
意外と本体が固くあまり開かないものが多いので、うれしいポイントの一つでしょう。
ネックスピーカーは動いているとズレてきてしまうのがちょっとしたストレスなのですが、これなら内側が布素材なので、滑って落とすこともズレることもなさそうです♪
また、音の遅延については感じないとの声が多数!
安心と信頼の品質を誇るソニーなので、ネックスピーカーで失敗したくないならお値段は張りますが、ソニーを選ぶのがいいでしょう。
快適な装着感を求めるならシャープ
シャープの「サウンドパートナー AN-SS2」は約88gという超軽量な設計になっており、首にかけても負担が少なく肩こりもしにくい商品です。
これだけ軽ければ重さを忘れて音楽やテレビを楽しめますね!
一回の充電で約16時間の連続再生が可能で、バッテリー残量が少なくなると音声で知らせてくれるのも安心♪
約88gと軽量なので、つけているのを忘れるほど重さが気にならないですし肩こりもしない快適さが売りのシャープ。
軽いからこそ長時間首にかけて使用できるので、連続約16時間再生も可能にしています!
ただやはり音質の面と低音の響き方はソニーほどではありません。
それでもクリアな音を楽しめますよ♪
Bluetoothの接続も早いので、すぐにつないで音を聴けます!
難点は、充電器が「5V・1Aタイプ」に指定されていること。
わざわざ充電器を追加で購入する手間がかかったとの口コミがあったので、充電器については妥協点かなと思います。
さらに、Web会議にも使えるマイク付きで相手の声をしっかり聴きながら自分の声もはっきり伝えられます!
一度充電すればバッテリー持ちはいいので、Web会議でも充電を心配することなく使い続けられます♪
残念ながら防水性能はありませんが、室内で使う分には問題ナシ。
ネックスピーカーを気軽に楽しみたい場合におすすめです♪
まずは低コストで使ってみたければアイリスオーヤマ
アイリスオーヤマの「MKH-150N」は、¥6,970(税込)とコスパ抜群!
重さ約83gで、ほぼシャープと同等のスペックを持ち、初めてネックスピーカーを使ってみるなら一番手が出しやすい商品となっています。
ただし、低価格の理由は「Bluetoothトランスミッター(送信機)なし」のモデルだから!
スマホでは問題なく使えますが、トランスミッターなしのこの商品単体ではテレビに接続できません。
テレビで使いたい場合、価格は上がりますが、トランスミッターつきの「MKH-150」(¥10,978)を購入する必要があります。
せっかく買ったのにテレビで使えなかった・・とならないように必ず自分の用途に合わせた商品を選びましょう!
ボタンも限られているため、とてもシンプルな操作で接続も簡単!
電池残量を教えてくれる音声ガイドも付いているのがうれしいポイント。
スマホのみで使う想定であれば、コスパ抜群でネックスピーカーの入門としておすすめですよ♪
まとめ
- ネックスピーカーは周囲に音を漏らさないような設計はされていないため、音漏れは避けられない
- 音漏れの程度は機種や状況によって変わる
- ネックスピーカーは首や肩が疲れるのがデメリットの一つだが、100g以下の軽量モデルなら負荷を軽減できる
- 接続する方式が基本的に無線であるため、少なからず音の遅延はあるが、遅延が最小限に抑えられたスペックのものを選べば遅延も気にならない
- メリットはイヤホンのように耳をふさがないため、周囲の音が聞きやすく会話したり宅配の対応ができたりすること
- イヤホンは耳の感覚細胞にかなり負担をかけるが、ネックスピーカーは耳を密閉しない分、耳への負担が軽減され健康に良い
- 首周りを囲うようにスピーカーがあることで、音に包まれるような立体的な音響効果でイヤホンにはない没入感・臨場感を体感できる
- ソニーの「ウェアラブルネックスピーカー SRS-NS7」は、約300gと重いため長時間使用は不向きだが、音質が良く遅延を感じさせずに臨場感のあるサウンドを楽しめる
- シャープの「サウンドパートナー AN-SS2」は、音質はソニーほどではないが、約88gと軽量なので、首にかけても負担が少なく肩こりもしにくい
- アイリスオーヤマの「MKH-150N」は、トランスミッターがないためテレビでは使えないが、コスパ抜群でネックスピーカーの入門としておすすめ
ネックスピーカーには音漏れ以外にも気になるデメリットがありますが、軽量モデルや選ぶスペックを間違えなければ解決できそうです!
イヤホンのように耳もふさがないので負担も少なく、さらには立体的音響効果でこの上ない臨場感を楽しめることもわかりました。
使用する場所を家の中だけと決めれば音漏れも気にしなくて良いので、気兼ねなく自分だけの時間を楽しめますね♪
ぜひ自分に合ったネックスピーカーを見つけて、思う存分おうち時間を楽しみましょう!
コメント