納品完了 7記事目 minami@ カレーのじゃがいもはタイミングが大事!煮崩れ対策やおすすめ品種!

洗濯・柔軟剤

カレーのじゃがいもを煮崩れないように入れるタイミングってあるの?

カレーはお家でよく作る定番料理ですが、じゃがいもが煮崩れて困ることがありますよね。

カレーのじゃがいもを入れるタイミングは、具材を炒めるときか、水を入れる直前です。

じゃがいもを入れるタイミングも大事ですが、ぐつぐつ煮込みすぎてしまうと煮崩れて溶けてしまいます!

じゃがいもを入れるタイミングやコツの他にも、カレーに適したじゃがいもの種類、煮崩れしないコツを押さえたカレーのレシピをお伝えします。

カレーのじゃがいもを煮崩れさせないためにも最後まで読んでくださいね♪

カレーのじゃがいもはタイミング!油で炒め水から加熱

カレーに入っているごろごろしたじゃがいもがおいしいですよね♪

そんなじゃがいもが「煮崩れて小さくなった」「混ぜているうちに溶けた」なんてことになったら悲しいですよね…

じゃがいもは、しっかり油で炒めてコーティングするタイミングか、水から加熱するタイミングで鍋に入れるのが煮崩れ防止に大事です。

じゃがいもを煮崩れさせないために、そのままのじゃがいもを煮立った鍋に入れるのは煮崩れる原因になります。

一般的にカレールーの箱の裏にはカレーの作り方が書いてありますよね。

大体の箱の裏のレシピには1番目の工程として「鍋に油をひき、一口大に切った野菜を炒める」とあります。

作り方には詳しく書かれていませんが、このときにじゃがいもを入れるタイミングが2通りあります。

  • 油で肉と野菜を炒めるときに一緒に入れる
  • 水を入れる直前に入れる

1つずつ詳しく解説していきます。

油で肉と野菜を炒めるときに一緒に入れる

じゃがいもを肉や他の野菜と一緒に炒めることで、じゃがいもの周りが油でコーティングされて水分がしみ込みにくくなり煮崩れ防止になります。

しかし、じゃがいもの大きさが小さすぎる場合や炒め過ぎた場合などは、かえって煮崩れをおこしやすくなります。

じゃがいもの大きさは一口大くらいにし、油が食材全体にいきわたったら炒めるのをやめて、水を入れて煮込む工程にうつりましょう。

どのくらい炒めたらいいのか分かりにくいな

しっかり油をコーティングさせたいけど、どの程度炒めたらいいかわからない場合は先にじゃがいもを炒める方法をおすすめします。

水を入れるまでの工程
  • step1
    鍋に油をひく
  • step2
    切ったじゃがいもを入れて周りが透き通るまでしっかり炒める
  • step3
    じゃがいもを一度取り出して他の肉と野菜を炒める
  • step4
    肉に火が通ったらじゃがいもを鍋に戻す

このように先にじゃがいもを炒めることで、しっかりと周りをコーティングできます。

じゃがいもを炒めたあとに肉と他の野菜を入れて炒めると、野菜同士でぶつかり合ってしまうため、一度じゃがいもは取り出すと良いですね。

ひと手間かかりますが、絶対に煮崩れさせたくない場合にはおすすめの方法です。

水を入れる直前に入れる

じゃがいもが煮崩れしやすい原因はじゃがいもの成分のペクチンにあります。

ペクチンは80度以上の熱を加えられると分解されやすくなってしまうのですが、このペクチンの分解が煮崩れを起こす原因とされています。

また、じゃがいもの内部と外部の温度差があると煮崩れを引き起こしやすくなります。

じゃがいもは水から茹でることによりペクチンを分解しにくくさせて、温度差も生じにくくなるので煮崩れ防止になるのです。

煮崩れ防止のため、沸騰したお湯にじゃがいもを後から入れるのは逆効果ということですね。

この場合は、肉と野菜を炒めた後にじゃがいもを加え、すぐに水を入れます。

一緒に炒めるか、水を入れる直前に入れるのか、どちらのやり方がいいという保証はないのでやりやすい方法で試してみてくださいね。

水を入れた後に煮込む際の火加減と煮込み時間について、次で解説します。

カレーのじゃがいも煮崩れ防止法!煮込み時間と火加減

カレーは煮込みすぎや、強火でぐつぐつすることでじゃがいもが煮崩れる原因になります。

煮込み時間を15〜20分にし、沸騰したら必ず弱火にすることでじゃがいもの煮崩れ対策になります。

他に、じゃがいもを切った後に水につける作業は、変色防止以外に煮崩れ防止効果もあります。

電子レンジで加熱して後入れするときのポイントなど、煮崩れ防止のコツを解説していきます。

煮込むほどおいしいは間違い!煮込み時間は20分が目安

カレーはたくさん煮込めばおいしくなるんだよね?

「カレーは煮込めばおいしくなる」というのは、場合によっては煮詰まっておいしく感じることもありますが、家庭のカレーでは食材が煮崩れる原因になります。

煮込みすぎると食材の煮崩れのほかにもお肉がかたくなることがあるため、煮込みすぎには注意しましょう。

カレーを煮込むときは、水が沸騰したら弱火にして煮込み時間は15分〜20分が目安です。

水を入れたら沸騰するまで中火にして、一気に沸騰させます。

ぐつぐつ沸騰させているとじゃがいもが他の食材とぶつかり合って煮崩れの原因になるため、沸騰したら弱火にして静かに煮込みましょう。

煮込む際、鍋に蓋をする場合は少しだけ蓋をずらしておくと、じゃがいもに火が入りすぎて煮崩れるのを防げます。

じゃがいもを入れるタイミング、火加減、時間も大事ですが、ちょっとした工夫でできる防止策もあるので次でお伝えします。

レンジ加熱で後入れや面取りも煮崩れ対策に

じゃがいもが煮崩れしないために大事なことはタイミングだけではありません。

じゃがいもを切った後に水につける、面取りをする、電子レンジ加熱で後入れをすると煮崩れ防止になります。

少し手間はかかりますが、煮崩れ防止に役立ちますよ。

1つずつ解説していきます。

じゃがいもを切った後は水にさらす

「じゃがいもは切った後に水にさらす」と聞いたことがありますよね。

じゃがいもを水にさらす理由はいくつかあるのですが、その中に煮崩れ防止の役割も含まれています。

水にさらした時に起きる効果はこちら。

  • 水に入れることで空気に触れなくし、変色を防止する
  • アクを抜いてえぐみや苦味をおさえる
  • デンプンを水で落として焦げの防止
  • デンプンの糊化こかを防いで煮崩れ防止

じゃがいもは切ってから10分ほど水にさらすと、変色防止や煮崩れの防止になります。

カレーを作る際は、先にじゃがいもを切って水にさらしている間に他の野菜や肉を切ると効率よく調理ができますね。

また、水にさらすことでじゃがいものホクホクとした食感が損なわれるため、ポテトサラダやマッシュポテトを作る際には水にさらさないことをおすすめします。

じゃがいもを切った後に面取りをする

面取りって何?

面取りとは、切った野菜の角部分を浅くそぎ切りにして角をなくす方法のことです。

日本料理では煮物の大根やかぼちゃなどによく使われます。

面取りをすることで煮崩れ防止はもちろん、表面積が多くなるため味が染み込みやすくなり、火の通りをよくする効果もあります。

面取りをする際にでたじゃがいものくずはカレーに入れましょう♪

カレーにじゃがいもが溶け込むことで、じゃがいものうま味やとろみが出るのでどろっとしたカレーが好きな場合にはおすすめです。

電子レンジで加熱してカレーに後入れする

じゃがいもを電子レンジで加熱してカレーに後から入れる方法ですが、じゃがいもを少しでも煮込むことがポイントです。

加熱の仕方とカレーに入れるポイントをお伝えします。

じゃがいもを後入れする方法とポイント
  • step1
    じゃがいも3個分を一口大に切り、耐熱容器にのせてラップをする。
  • step2
    600wの電子レンジで6〜7分加熱する。
  • step3
    加熱後に竹串やつまようじを刺して火が通っているか確認する。

    中がかたい場合は追加で加熱する。

  • step4
    カレールーを入れる前の鍋に入れて5分程煮込む。

じゃがいもをまったく煮込まないと、ホクホクさが感じられず、カレーにじゃがいものうま味を加えることができません。

煮込むと崩れる!と思いすぎずに、少しでも他の野菜や肉と一緒に煮込んでみてくださいね。

カレーにじゃがいもの種類はメークインがおすすめ

カレーに入れるじゃがいもの種類はメークインだと煮崩れしにくく、男爵いもは大きめに切ることでホクホクとした食感が楽しめます。

煮込み料理に適しているのはメークインですが、スーパーで簡単に手に入るのは男爵いもですよね。

メークインと男爵いもの特徴と、男爵いもでも煮崩れしない方法をお伝えします。

メークインは煮崩れしにくく皮がむきやすい

メークインの見た目は楕円形でつるつるとしていて加熱しても煮崩れしにくいです。

メークインの特徴をお伝えします。

メークインの特徴
  • 粘質で滑らかな触感
  • 煮崩れしにくいので、煮物類(カレー、肉じゃが、おでんなど)に適している
  • 芽にある有毒のソラニンなどが他のじゃがいもに比べて多いため、皮は厚く向く

似ている種類に「とうや」「インカのめざめ」などがあり、こちらの品種も煮崩れしにくく煮物などの料理に適しています。

表面がつるつるしていて皮がむきやすいため、お子さんと一緒にお料理をされる際などにも使いやすいですよ。

また、じゃがいもの芽には「ソラニン」「チャコニン」という有毒が含まれていますが、メークインはこの成分が多い特徴があります。

芽が出てきたら、芽の周辺から取り除き、もし皮が緑色になった場合は安全上使わないことをおすすめします。

じゃがいもは夏場の暑い時期に直射日光に当てていると毒素が増える原因や腐敗の原因にもなるため、通気性の良い涼しい場所で保管しましょう。

こちらはあまりスーパーで見かけない「インカのめざめ」という品種です。

メークインと同じく粘質系で煮込み料理に適しているのですが、栗のように甘くてホクホクとしているとのこと!

口コミでも「甘かった!」との声が多数ありました♪

煮崩れしにくく、ほくほくなじゃがいもがお好みの場合には最高のじゃがいもですね。

次に男爵いもの特徴をお伝えします。

男爵いもはどろっとカレー好きにおすすめ

男爵いもの見た目は丸形でごつごつしていて、加熱すると煮崩れしやすいです。

今では日本で最も多く栽培されているため、1年中スーパーで見かけることが多いかと思います。

男爵いもの特徴をお伝えします。

男爵いもの特徴
  • 粉質でホクホクとした食感
  • ポテトサラダ、フライドポテト、コロッケなどに適している
  • 1年中手に入りやすい

似ている種類は「キタアカリ」でホクホクとした食感が特徴です。

形状は丸いですが、芽元がくぼんでいて取り除きにくいので取り残しの無いように気をつける必要があります。

カレーに入れると煮崩れしやすいですが、大きめに切ることで溶けてしまうことを防げます。

カレーに男爵いもを使うと、少しじゃがいもが煮崩れるためさらさらよりはどろっとしたカレーに仕上がります。

ルーにじゃがいものうま味を含ませてどろっとしたカレーがお好みの場合は、ホクホクとした男爵いもを使うのもいいですね。

また、じゃがいもが溶け出したカレーは辛さを抑える効果もあるため、お子さんと一緒に食べる場合や甘口が好きな場合にも向いています。

こちらは男爵いもと同じ粉質系の「キタアカリ」という品種です。

口コミでは「じゃがバター」「ポテトサラダ」「カレー」などさまざまなお料理に使っている方がいましたが「おいしかった」という感想が多くありました♪

ホクホク系が好きな場合に向いているじゃがいもです。

カレーのじゃがいもが溶ける!初心に戻って解消レシピ

この画像のカレーは、カレールーの箱に記載されている作り方をもとに、じゃがいもが煮崩れしないコツをおさえた作り方で作りました。

じゃがいもは溶けることなく、きれいに残っていますよね♪

実はじゃがいもを煮崩れしないようにするには「箱の作り方通りに作る」という意見も多く見られました!

カレールーの箱に記載されている作り方で、メークインを使ってカレーを作ればじゃがいもは煮崩れもせず、溶けることもありません。

自己流で作っていた、長時間煮込んでいたという場合は知らず知らずのうちにそれが煮崩れの原因になっていたのかもしれません。

今回はおうちカレーの定番「バーモントカレー」の作り方をもとに作ってみたので、レシピと作り方を解説していきます。

じゃがいもが煮崩れしないカレーレシピ

バーモントカレールー(甘口)1/2箱
肉(豚こま)250g
玉ねぎ400g
じゃがいも(メークイン)200g
にんじん100g
大さじ1
850ml(ふたをする場合は750ml)
6皿分の材料

引用 ハウス食品

私も今まで読み飛ばしていたのですが、ここで大事なのが油の量です。

油の量はカレールー1箱分だと油大さじ2、1/2箱分だと大さじ1

油はじゃがいもの煮崩れ防止のための大事になるので間違えないように気をつけてください。

今回じゃがいもは後入れせずに、油でしっかり炒めてコーティングしてから煮込む方法で作ります。

野菜と肉の下準備はこちら。

カレーの下準備
  • step1
    じゃがいもは一口大に切り、水に10分さらす。

    水にさらすのも煮崩れ防止です。

  • step2
    玉ねぎは薄くスライスする。

    薄く切ることで火が通りやすくなります。

  • step3
    にんじんは5mm幅のいちょう切りまたは半月切りにする。

    じゃがいもの大きさに合わせた乱切りでも。

  • step4
    肉は必要に応じて食べやすい大きさに切る。

じゃがいもは水にさらすことで煮崩れや変色の防止になるのでしっかり10分さらしました。

先に水にさらして、その間に他の野菜を切ります。

次にカレーの作り方です。

カレーの作り方
  • step1
    厚手の鍋にサラダ油を熱し、一口大に切った具材を炒める。

    玉ねぎがしんなりしてじゃがいもの周りが透き通るまで。

  • step2
    油が全体にいき渡ったら水を入れて中火で沸騰させる。

    あくがでたら取る。

  • step3
    沸騰したら弱火にし、15分煮込む。

    15分たったら具材が柔らかくなっているか確認する。

  • step4
    火を止めてルーを割り入れて溶かす。

    無理矢理混ぜて溶かすとじゃがいもが崩れるので、ルーを入れて5分置きました。

  • step5
    5分たったら弱火で時々かき混ぜながら10分煮込む。

    焦げ付きとじゃがいもの煮崩れに注意。

今回は1度もふたはせずに水850mlで作りました。

火加減と時間はバーモントカレールーの作り方に載っているものを参考に分かりやすく書いています。

今回のカレー作りで意識したポイントをお伝えします!

  • じゃがいもを切ったら水に10分さらす
  • 炒める時の油はルー1/2箱使用で、大さじ1
  • 具材は一気に入れて、じゃがいもの周りが油でコーティングされるまで炒める
    (じゃがいもの周りが透き通る)
  • 炒める時にずっと木べらや菜箸で混ぜているとじゃがいもの煮崩れにつながるので、たまに休みながら炒める
  • 煮込み中は1度も混ぜない
  • 火を止めてルーを入れたら混ぜずに5分置く(ルーは全体が浸かるように沈めておく)
  • 混ぜるときは優しく
  • ルーを入れた後に10分煮込むときは極弱火

今回この作り方で作ったところ、じゃがいもは画像のように煮崩れはしませんでした。

じゃがいもを切る際に少し小さくなってしまったところは、若干外側が崩れた感じもしましたが私は気にならない程度でした。

じゃがいもはしっかり火が通っていて、口に入れるとなめらかな舌触りを感じ、メークインの甘さも感じられましたよ。

アレンジを効かせようと炒めすぎ、煮込みすぎはじゃがいもの煮崩れや溶ける原因になっていたのかもしれません。

少しのコツをおさえてカレールーのメーカーさんが示した通りに作れば、じゃがいもは煮崩れないことが分かりました♪

まとめ

  • カレーのじゃがいもは具材を油で炒めるタイミングか、水を入れる直前に鍋に入れることで煮崩れを防げる
  • じゃがいもを煮立った鍋に入れると、内側と外側に温度差が生じて煮崩れの原因になる
  • カレーは煮込むほどおいしくなるは間違いで、沸騰したら弱火で15〜20分が煮込み時間の目安
  • じゃがいもは切ってから水に10分ほどさらすことで変色、えぐみ、煮崩れの防止になる
  • じゃがいもをレンジ加熱して後から入れる場合でも、少し煮込んだほうがじゃがいものうま味がでてカレーがおいしくなる
  • じゃがいもで煮崩れしにくい種類はメークインだが、どろっとしたカレーが好みの場合は男爵いもを大きめに切る方法もある
  • カレールーの箱に載っている作り方通りに作ればじゃがいもが溶けることはない
  • 煮込む時間が多くなる、油が少ないなどアレンジを効かせるとじゃがいもの煮崩れの原因になる

じゃがいもがごろっと入ったカレーが好きな場合は、じゃがいもの煮崩れは阻止したいですね!

私もじゃがいもごろごろカレーが大好きなので、煮崩れ防止にタイミングやたくさんのコツがあることが知れて良かったです。

当たり前にやっていた「水につける」にはいくつもの利点があり、鍋に入れるタイミングでしっかりと油で炒めることも煮崩れ防止に繋がっていたんですね。

また、カレールー箱の記載通りに作れば煮崩れしないことも分かりました。

おいしいカレールーを作っている企業さんがおすすめしてくれている作り方なのでおいしくないはずがないですね♪

たまには基本に沿ってカレーを作ってみるのもいいのかもしれません。

コメント

タイトルとURLをコピーしました